アレルギー疾患
スギ花粉症・通年性アレルギー性鼻炎でお悩みの方
スギ花粉症は、スギ花粉が原因(アレルゲン)となっておこるアレルギー疾患です。通年性アレルギー性鼻炎は、ダニ、真菌(カビ)、昆虫、ペットの毛などが原因となり、季節に関係なく症状があらわれるアレルギー疾患です。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどのつらいアレルギー症状を伴い、その症状によって日常生活のさまざまな場面で影響を及ぼしています。
対処法としては、抗原除去と回避(ダニ:清掃、除湿、防ダニ布団カバーなど、花粉:マスク、眼鏡など)や 薬物療法(抗アレルギー薬の内服、点鼻薬)、手術療法があります。
ただ、これらは根本的な治療ではなく、内服では眠気などの副作用で、日常生活に負担がかかることもあります。
その他に、アレルゲン免疫療法があります。アレルゲンを少量から投与することで、体を慣らし、アレルギー症状を和らげたり、日常生活に与える影響を改善するなどの効果が期待されます。
以前は、病院で行う注射法でしたが、最近は、自宅で行う舌下免疫療法が主流になっています。ご自身で自宅で、1日1回アレルゲンを舌の下に投与する方法になります。
現在使用されている薬を減らしたり、中止できる可能性があります。根本的な体質改善(長期寛解・治癒)も期待されます。
当院でも免疫舌下療法を行っております。
※ 予約制になる為、お電話にてお問い合わせ下さい。 ☎ 099-252-8333
診察の流れ
外来で行うこと
問診
原因物質が判明していない場合、血液検査などを行います。
舌下免疫療法の説明、説明
院内にて初回投与
★ 初診時持参して頂きたい物
今までの検査結果
今までの使用剤がわかるお薬手帳など
※ 注意 (予約制になります) 持病や年齢から、適応外の場合があります。 説明に時間を要する為、時間のゆとりのある時にご来院下さい。 少なくとも1カ月に1回の受診が必要です。 3~5年間の治療継続が効果的です。 |
食物アレルギーが疑われる方
※ 予約制になる為、お電話にてお問い合わせ下さい。 ☎ 099-252-8333
診察の流れ
外来で行うこと
問診 今までの摂取状況、症状の確認、既往歴(他のアレルギー疾患の有無など)
持参して頂きたい物:今までの検査結果
必要に応じ、血液検査など行います。(結果判明には数日かかります)
入院で行うこと
検査結果や、今までの経過から、必要と判断された場合に、食物経口負荷試験(実際
に摂取し症状の有無をする)を行います。